賀儀屋 月見純米 原酒 しずく媛 720ml

特定名称:純米 原材料:米・米こうじ

精米歩合:60% アルコール度数:17.5度

2021年9月9日入荷しました!

もう長いこと秋の2種類(もうひとつはコチラ)をやり続けてきています

それもこれも飲み比べをしてもらう為だったりします(笑)

特性といいますかそれを顕著に知りたい方等にはかなり楽しい逸品です

 

といいますのも

酒米は松山三井(まつやまみい)としずく媛(今作はコチラです)

酵母は共通で愛媛のEK-1

純米で原酒さらに秋向けの熟

などが共通事項としてあげられます(酒米は別として)

ですのでより色濃く酒米の差を楽しんで貰えるのではないかと考え2種類をずっとやり続けてきています

 

しずく媛は愛媛県が誇る酒米でしてそれまでは殆ど主流が松山三井でした

地元での飯米としても非常に親しまれており名実ともに愛媛県の方々に愛されてきているお米である松山三井

そして更なる美味しさと愛媛県産オリジナル酒米として開発された酒米「しずく媛」

しずく媛の特徴としては全体に柔らかさが出やすい事かなと思っています

山田錦などのように主張といいますかメリハリといいますかそういうのがキチッとしているタイプではないですね

今で言えば控えめという言い方のほうが良いのかも知れませんが日本酒担当:稲吉としてはかなり気になる酒米の一つです(笑)

なかなかしずく媛で他の蔵元さんの作品を試飲出来る機会も無く「これ!」といった特性を掴みきれてないのも事実でして(汗)

 

今作の中身を見ていきたいと思います

香りは控えめでどこかナッツ系やカカオ系のようなふくよか香ばしさがあったりします

穀物由来もですね

これがまた面白い事に冷たくするとその香りたちがメインになってくるんですよねぇ

温度が上がるとちょっと引っ込んで爽やか柑橘系等なども見えてきます

味わいは全体的に控えめではありますがしずく媛の方がジューシーではないのですが全体に柑橘系等の酸を感じます

松山三井には見られない酸ですのでもしかしたらしずく媛の特性の一つかもしれないですね

昔からずっと同じ系統の酸を感じてきているものでして(笑)

 

松山三井の方が米由来の旨味が効いているタイプでしずく媛が柔らかい旨味と面白い酸でしょうか

参考値程度に見てもらえると助かります(笑)

ただどちらも食中酒としての特性がしっかりとしており旬の食材などとの相性が非常に良いのもポイントです

今作では例えばサンマ(出来ればカボスかスダチ添え)やキノコ系にチーズ(個性的すぎない)もイケるかと

これからの時節柄様々な美味しいもの達が出てきますのでその辺りとも楽しんで頂きたいです

 

そうだ

冷でもなかなかイケてるのですがどっちかと言えば常温くらいになってるほうが良いかなぁくらいでした

冷だと上記の酸をちょいと感じすぎるかも?な部分がありましたので

なにかのご参考になれば

 

追記2021年9月11日

結論としまして冷やしても良いし常温でも良いとなりました

また味のブレ幅が少なくてかなり愉しみやすいタイプです

温度変化による味の移ろいによって楽しめる食材がちょっと変わったりもしますが色んなパターンを常識にとらわれずにやってみて下さい(笑)

今回イマイチ纏まりのない内容になってしまって申し訳ない

整頓できそうであれば後日…やれたらやります(汗)

商品価格(税込)
¥1,678