雪の茅舎 山廃 純米大吟醸 720ml

特定名称:山廃純米大吟醸 原材料:米・米こうじ

精米歩合:45% アルコール度数:16度

2023年12月入荷しました!

 

2024年明けの1発目は自分用に買ったコチラをレヴューしようかと(笑)

2024年1月5日現在で残り3本のみとなっております

 

さてコチラ

数年前だったかと思いますが新商品としてリリースされてきました

もっと上のグレードに聴雪や花朝月夕もあったりしますが

「山廃」の「純米大吟醸」は今作が初だった…はず

杜氏の高橋藤一さん由来の部分が非常に大きいですが「山廃仕込み」はこの蔵において

ある意味で基軸ですしフラッグシップとも呼べる仕込みだと考えてます

ここらへんちょっと長くなってしまうので割愛…(笑)

気になる方は高橋藤一さんをググって下さい

 

で…

肝心の酒質ですね

香り方面は非常に穏やかですが一本芯が通ってます

よくあるような香りがブワっと立ち上り広がりまくるタイプとはまるで違います

香りがそこに「ある」という程度で非常に綺麗といいますか潔いです

このような品格ある香り方に出会うと非常に感動を覚えますね

この香りがあることによってお酒が更に美味しく感じますし

食中で楽しむときにも全然邪魔になりませんでした

系統としてはフルーティーと呼べますがどことなく違うんですよねぇ

りんごやら山廃由来の酸やら他にも様々な要素があるのは判るのですが

渾然一体となっており簡単に言えば「良い香り」でした(笑)

このあたり細分化して「これだ!」と言い切ってしまうと見事に外れるので(人によって感応が違う)

おおまかにその方面なんだなー程度に思っておいて下さい

 

味わいに関しては雪の茅舎ブランドの中でも一際「山廃要素」を感じやすいです

これには驚嘆しましたねぇ

なんといいますか

「山廃」ってこれなんだな…みたいなものが作りによって非常に明確に見えている状態…

といいますか…うーん

純米大吟醸なのと雪の茅舎ブランドだからとも言えますが

余計な要素が一切ないので純粋にそこが輪郭を持って見えると言いますか

ちょっと尋常ではなかったです…(笑)

 

しっかり冷やした状態(5度程度)から18度くらいまで時間を掛けて利いてみましたが

やっぱり常温に近いほうが軍配が上がるかと思います

ですが冷たい状態が駄目という訳ではありませんでした

冷たいという美味しさも表現として楽しめますし程よく引き締まった味わいにもなりますので

締まった味わいが好みな方には適度な冷たい状態の方が良いかなと思いますね

ただどうしても両方で比較した場合の常温における優位性といいましょうか

様々な部分が広がりを魅せてくれまして作品として上に感じました

 

厳禁だなぁと感じたのはやっぱり「冷やしすぎ」でしたね

雑味が皆無なので冷たくしすぎて「ただの冷たいお酒」に成り果てました(笑)

もしご愛飲頂ける方がいらっしゃいましたら是非とも「冷やしすぎ」だけにはご注意を

 

新年一発目の更新がだいぶ長くなってしまいましたが

このあたりにしておこうかと思います

まだまだ書きたいことはあるのですが読み手の皆さんも辛いと思いますので(汗)

 

他の作品につきましては時間かかりますがのんびり更新していこうかと

商品価格(税込)
¥5,720