開運 純米 愛山 720ml

特定名称:純米 原材料:米・米こうじ

精米歩合:55% アルコール度数:15度

2022年2月8日入荷しました!

 

ずらっと4種類の酒米違いにて入荷となりました

愛山・誉富士・山田穂・赤磐雄町です

まずは愛山から

 

香り

開運らしい涼やかさを感じさせます

ですが純米吟醸クラスのようにそこが強く香ってきたりではなく

全体的には控えめな印象です

愛山らしさが香りに現れているかと言われると穏やかに香ってくるよと言えるくらいでしょうか

全体的に締まっている印象はありましたが硬い感じではなかったです

愛山にインパクトを求める方には今作は向いてないかもしれませんね

あくまでも純米らしさと言いますか良い意味でのこの控え具合がとても魅力的です

 

味わい

上記通りですがこの控えめさ加減を楽しみたい逸品です

愛山感も抑えめですがどこかほんのりと愛山を感じる甘があります

米由来の甘味などもじんわりと効いていますが全体的な味わいとしてはやや辛口仕上げに仕上がっていました

開運ブランドはどちらかと言えば吟醸香&スッキリ型の所謂典型的な静岡型とも呼べますが昔からしてもかなり早い段階で吟醸蔵として全国に名を馳せた蔵元さんの一つです

呑口は適度な美味しさが活きており愛山でも飲み飽きしにくいタイプです

よくある純吟無濾過生原酒みたいな仕上がりだと飽きやすかったりもしますが

今作は火入なのもありましてその飽きやすさが殆どないです

 

総括

いやぁいいですねぇやっぱり(笑)

最近の人気がある作品達は殆どが「控えめ」に仕上がっている感じがしております

確かにインパクトがある方が売りやすい&売れやすいのだとは思いますが

諸刃の剣でしてリピートされにくいんですよね

無意識のうちに候補から外れていくと言いますか…

世の中似たようなインパクト品だらけでしたのでさっと飽きられてしまうんですよね

そこでまた原点回帰といいますかスッキリ系に戻るわけでして

日本酒が辿ってきた歴史と似ている気がします

また話が逸れそうなので(汗)

 

で今作なのですが

相変わらずといいますかとても万人の方にオススメしやすいブランドであるのは明白ですがその中でもオススメしやすいです

生酒ですと気を使う部分や劣化などの懸念事項がやたらと増えますが

今作の火入でしたら幾分懸念事項が減ります

ですが「要冷蔵」ではありますのでその点はご注意下さい

 

基本的なコトなのですがお酒達は特定の条件が揃ってない限りは日持ちしません

開栓&未開栓に限らずです

ですので出来るだけ早めに飲みきってほしいです

変化の具合を楽しんでいただきたいのはあるのですが出来れば一週間以内を一つの目安として頂きたいです

 

商品価格(税込)
¥1,760