賀儀屋 Kagiya Nine 9 Dry Taste 純米 720ml

特定名称:純米 原材料:米・米こうじ

精米歩合:70% アルコール度数:16.5度

2021年8月12日入荷しました!

一升瓶は\2,526(税込)です

今年もコチラ入荷しました

なんとコチラは今年で10年目を迎えたそうで何か一つの節目を迎えられた事に敬意と感謝の意を蔵元さんに表したいです

うちでも10年近く扱ってこれたんだなぁとちょっと感慨深いです(笑)

いやぁ御目出度いですねぇ

 

さてそんな話題が有る中で季節品の定番となりましたコチラを見ていきたいと思います

賀儀屋ブランドの中でも唯一の辛口仕上げになります

それもこれも理由がありまして…

まず9が何なのかと言いますと日本酒度が+9なだけでなく協会酵母9を使用している為です

基本的には賀儀屋ブランドでは「愛媛酵母」と「自家製酵母」のみを使います

地元向けブランドに「御代栄」というものを展開していますがそちらで昔から使い続けてきていた協会酵母にスポットを当てたそうです

温故知新による考え方で2012年よりの開始だそうです

そして「辛口」は字面では一括になってしまいますがその中身は皆様御存知の通り本当に千差万別です

当店の理念でもあります「辛いだけのお酒は扱わない」にも共通している部分がありましてしっかりと旨味の表現がなされている逸品です

今作も所謂蔵元さん的にはチャレンジ酒にあたるものでして通常の賀儀屋シリーズの酒質とは異なるタイプになっています

 

昔の酒質を知っているからこそ言えるのがめちゃくちゃ進化し続けてきたという一点に尽きます

可能であれば2012年当時そのまんまのお酒と2021年のお酒を飲み比べてみたいものです(笑)

昨今の作風解説にはなりますがめちゃくちゃ辛口仕上げとしてのレベルが高いんです

それもこれも常に弛まぬ努力をされてきたことや設備投資などもしっかりと進めてきたからこそだと思っています

近年の賀儀屋ブランドの酒質向上には眼を見張るものが在ります

賀儀屋をご愛飲頂けてる方達には当たり前かもしれませんがより一層美味しくなっていますよね(笑)

従来賀儀屋ブランドは熟成させることによってしっかりと旨味を引き出してからの出荷スタイルでしたが

一時あんまりにも人気が出すぎまして蔵元欠品な事がありました

そのときにはやっぱりといいますか味落ちがあり当店でも入荷を控えておりました(申し訳なかったですが…)

その後二年近くを経て以前のようなスタイルに戻りつつも革新されていったのを覚えています

常に進むからこそ定番も更に更に美味しくなっていけますし季節品においてもそれは同じことです

そんなこんなで節目を迎えた賀儀屋ナイン

是非一度お試し下さい

日本酒担当:稲吉的には愛媛を代表する辛口仕上げ型の稀有な作品だと思っています

 

中身に関してはあんまり書いてしまうと全く楽しみがなくなってしまうので触り程度にします

先入観を捨ててから是非お楽しみ下さい!

香り系統はなんとも極控えめに僅かな柑橘感とナッツ感によるふくよかタイプ

味わい系統は全体的にジワジワと攻め寄せる酸による旨味を伴う辛口仕上げ(しっかり辛く感じるタイプ)

※だいぶ美味いっす(笑)※

 

以上にしておきます(笑)

あとは実際に飲んでみて皆様自身の感想と比べてみて下さい

商品価格(税込)
¥1,263