賀儀屋 純米 生原酒 一番搾り 720ml
特定名称:純米 原材料:米・米こうじ
精米歩合:60% アルコール度数:15.5度
2022年2月18日入荷しました!
賀儀屋ブランドの新酒一発目になります
他の蔵元さんよりも遅めに仕込みが始まりますので大体このくらいの時期に出荷開始となります
さて早速中身を見ていきたいと思います
香り
程よく控えめで将来性を感じる仕上がりです
少し涼やかさを感じるのとふくよかさやフルーツ感なども
賀儀屋ブランドの特徴とも言えるどこか寄り添ってくれるかのような親しみやすい香り方です
確かに今どきのよくあるようなフルーティー感ではありませんし
しっかりと香ってくるようなタイプでもありません
そこが「良い」のです
この賀儀屋ブランドにしか成し得ない香らせ方が非常に秀逸だと思っています
味わいの方に細かく書きますが非常に様々なモノと合わせやすいのが特徴の一つです
また香りだけでも大多数の方が気に入ってもらえる系統だと思います
味わい
新酒第一弾なのもあって当然の如く全体が控えめかつやや固い感触です
もう少し寝かせてから楽しみたい酒質ではありますが
新酒感を楽しむコトに主眼が置かれていますので
是非現時点での味わいというものをお楽しみ頂きたいです
かなり控え気味ではありますが主張もありまして
全体的には軽めの旨味を表現されています
すっきり感もありますので好まれる方は多いのではないでしょうか
その辺りもありまして合わせやすいのはありますが
濃いものに対してはやや不得手な感じになります
軽いので消えちゃうんですよねお酒の良さが
この時期に出てくる旬のものかつ濃すぎない食べ物などであれば
基本的になんでも合います(笑)
総括
しっかりと熟をとった賀儀屋ブランドと比較すると
やっぱり新酒だなぁと思う一本になっています
基本的に賀儀屋ブランドは「熟することが出来る」のと「熟をかけるコト」がメインテーマだったりもします
ですので確かに新酒状態ですと飲み頃ではないのです
…が
そんな蔵元作品だとしても新酒状態を楽しみたいと言うのがありまして(笑)
ですので賀儀屋ブランドの中でも比較的サッパリ感を感じやすい仕上がりですし
一応生原酒ではありますがどこかしらにきつい部分なども感じないまたは感じにくいと思います
数ある日本酒という作品の中にはアルコール臭いのがあるのも事実でして
あれだとどうしても苦手な方や敬遠する方が多数出ます
日本酒担当:稲吉もあれはホントに臭くて苦手です
何がどうなって(理屈として)ああいう仕上がりになるのかさっぱり解らないのですが…
といって加水火入された一般的なお酒達でもアレはあったりしますからねぇ
また話が逸れました
賀儀屋ブランドが好きな方からすると結構こざっぱりとした感触を受けるいつものタイプです
日本酒が初めてな方などにもオススメしやすい感じはしております
ただ日本酒というお酒としての香り方などはありますのでそこには慣れが必要かもしれません
- 商品価格(税込)
- ¥1,678