賀儀屋 レインボー 2019 純米 無濾過 720ml
特定名称:純米 原材料:米・米こうじ
精米歩合:60% アルコール度数:17.5度
2021年11月2日入荷しました!
一升瓶は¥3,300(税込)です
賀儀屋ブランドより数量限定となるコチラがリリースされてきました
2019年に仕込み2020年に瓶詰めされて出荷目前!のときに緊急事態宣言となって蔵元で眠っていたお酒になります
一年半オーバーくらいの低温熟成が掛かったお酒です
この時点で直ぐに取ることを決めていました
元々賀儀屋ブランドのコンセプトの一つが「熟成向上」なのです
つまり寝かせる事が出来る酒質で出始めよりも良い味ノリが出来るように醸されています
従来の通年品たちも熟を経てからの出荷となっております(熟期間はロットによります)
さて図らずも強制的に熟を経たお酒は一体どのような風味になっているのでしょうか
先ずは香り系統から
甘×旨を感じる事ができる賀儀屋ブランドにしては僅かに甘方面な香りです
凝縮された米の味わい系統なのですが解ってくれる人いますかね(汗)
(人によっては葡萄系を感じるかも)
そこに柑橘類の酸が加わってきています
酸の感じ方としては柑橘類の皮を向いた時が一番イメージに近いかもしれません
肝心の味わいの方ですが…
香りからイメージ出来る味わいにもっと膨らみが出てかなり潔いキレを魅せてくれる仕上がりでした
甘×旨の表現がかなり楽しくかつ辛口仕上げなわけですね
この辛口仕上げがポイントでして上記もしました「酸」に依ります
キレの良さとも言えるのですがこの表現の仕方次第でお酒の味わいはガラッと変わります
ここ最近の賀儀屋ブランドはこのキレが秀逸なんです
チャレンジ酒として毎年蔵元唯一の辛口としてNineをリリースしている為でしょうか
全体の酒質向上が目に見えて発揮されているのです
今作は辛口表記はされておりませんが新酒時にはスッキリ系辛口だったそうです
それが熟を経るとこんなにも円やかさが表現されてとっても美味しくなるんですねぇ
どうにも熟成させたとか表記されているとマイナスイメージが持たれやすいのですが
今作はそのような不安は一切御無用です
玄人向けな熟成香ですとかウィスキー好きにしか解らないような熟の味なども一切ありません
賀儀屋ブランドを初めての方にもとてもオススメできる程の味わいです
ラベルが気になった方や名前が気になったなどなんでも良いので是非試してみて下さい
かなり解りやすい(納得しやすい)美味しいが詰まっていますので
不向きな方としてはお酒に甘いがあるのが苦手な方だけかと思います(つまりある意味日本酒が嫌いな方)
それくらいかなり万能な味わいになっております
低温熟成なので当店では冷蔵管理にしてあるのですが呑まれる際には常温くらいまで戻してあげて下さい
その方がかなり美味です(笑)
また蔵元さんからの情報で「出汁」ととても相性が良いとのこと
日本酒担当:稲吉の職場での利き酒環境がそこまで整っておらず実際に試せないのですが
出汁と相性が良いとなれば最早苦手な人は殆どいないだろう的な事がすぐに連想されました
「おでん」「魚の煮付け」などなど
「スモークチーズ」もイケるのではないかとのことでした
あ…そうそう
これでもアルコール度数が17.5と平均的な日本酒よりも高いのでそこはご注意を
如何でしょうか
数量が完全に限定されるため唯一無二の機会をお楽しみ頂けたらと思います
当店入荷数量は少なめです
- 商品価格(税込)
- ¥1,650