賀儀屋 R5BY Toshi’s Sake 720ml
特定名称:純米 原材料:米・米こうじ
精米歩合:60% アルコール度数:15.5度
2024年1月30日入荷しました!
一升瓶は¥3,630です
細かいスペックは「純米おりがらみ・生原酒」となります
酒米には「しずく媛」を
そして今回の酵母は愛媛が誇る花「さくらひめ」より分離された新酵母「さくらひめ酵母」です
いつの間にやらこの新シリーズも準定番化してきました
いやぁ初期が懐かしい…(笑)
で…
以前から話しはあったのですが今年より成龍酒造さんのラインナップ絞り込みが始まりました
これによって更なる深化が可能になると思いますので「成龍酒造」さんに注目して頂きたいです
ここから本題
近年酒質UPが目覚ましい成龍酒造さんの蔵元次男作品(チャレンジ酒とも)
今年はどうなりましたかよく見ていきたいと思います
先ずは香り方面から
蔵元いわく
この新酵母を使うことによって「いちご」系統の香り具合を表現出来たのではないかとのこと
「甘美な香り」を意識して仕上げたそうですよ
ちょいと日本酒担当:稲吉の個人的な感想になってしまいますが
あまり冷やしすぎているとその要素を感じにくいと思いましたので
冷蔵庫から出したてみたいな場面よりはちょいと時間をあけて温度上昇させたほうが
非常に楽しみやすいかと思います
味わい方面では
フレッシュなガス感に加えて旨味酸味の調和と全体のバランス調整を行った模様
全体的にはフレッシュ感がバシッと活きてます
そのあたりもありまして
イメージとして昔なつかしい甘すぎないイチゴっぽさにも思えました
またおりがらみにしたことによって適度な味が補填されているタイプです
どうしても新酒系統だと味に物足りなさといいますか軽さがあります
そこが新酒の良さではあるのですが
おりがらみによるわかりやすい「美味しさ」が表現されていると
素直な「美味しいね!」に繋がるのでこの手法はアリかなぁと思ってます
ただ…
おりがらみなのでどうしても懸念点が出てきます
味持ちしにくいと予測されますので出来るだけササッと飲みきっちゃってください
おりがらみ系統の開栓後は妙な推移をすることが殆どなので(汗)
最後にまとめとして
昔の作品と比べて実に素晴らしい部分がたくさんある魅力的な作品になってきたと感じます
過去一と言っていいほどオススメしやすい酒質です
特に日本酒に不慣れな方などに飲んでみて貰いたいですね
今の日本酒ってこんな感じなんだなぁと少しでも楽しく感じてもらえたら有り難いですね
- 商品価格(税込)
- ¥1,815