英君 純米吟醸 無濾過 生原酒 備前雄町 720ml
特定名称:純米吟醸 原材料:米・米こうじ
精米歩合:55% アルコール度数:16度
一升瓶は\3,630(税込)です
何年かぶりになるかと思いますが店頭に3兄弟(緑・紫・橙)が揃い踏みとなりました
当店の中でも人気が高めな橙ですが今作はどのような感じになっているのか
早速レヴューしたいと思います
例年3月頃に限定品として無濾過生原酒タイプが出荷となります
橙(オレンジ)は酒米に備前雄町を使っているお酒になります
※緑→五百万石 紫→山田錦※
特性は実にわかりやすく英君ブランドの中でも柑橘系南国系な濃醇型なお酒に仕上がっています
温度があがるにつれてジュワリとしたジューシーっぽさが出てきます
※ガス感は無し※
香りや甘味に酸味などの要素が程よく醸し出されておりどなたでも解りやすい味で
しかも呑み飽きしにくくなっております
備前雄町という酒米自体がブランドではあるのですが多種多様な酒米が有る中でもたぶん一番愛好家が多いんじゃないかと思ってます
そこには明確な味わいの表現力が挙げられます
完璧に酒米の特性を掴んだレヴューなどは出来ないのですがよく言われている部分を明記しようかと
日本酒担当:稲吉がよく口にするのは「コク」「酸」になります
他の単語では「力強さ」「しっかり」「旨味」などなどでしょうか
そのような特性がありましていろんな酒蔵さんが創り上げる作品には共通項として上記のような部分があったりします
※そういえばオマチストなんて単語もありましたっけ…※
愛好家が多いのも頷ける部分が非常に多くしっかりと個性的な味わいを醸し出せるわりにマイナス部分が少ないのかなと思っています
なんだか話が逸れました
えーと
もともと英君ブランドは比較的おとなしめな静岡型方面なお酒が特徴ですが
備前雄町を使う事によってこのような表現が出来る作品に仕上がっています
例えば芳醇蔵が作るともっと派手な香りの出方や濃醇な色濃さが表現されたりなどです
この作品だけは何時も迷うのですが何と食べ合わせると良いかなーと毎年思案しながら結局特に思い浮かびません…
お酒単体で十二分に美味しいのもあるのですが絶対何かと好相性だと思わせてくれる味わいなのも確かでして…
経験値不足で申し訳ない
他のお酒達だとすぐ思いつくのですがこれだけがずっと出てきません(笑)
思いついたら追記しておきます
オススメな方は雄町好きだったりフルーツ感が好きな方でしょうか
メリハリのある美味しさではありますので日本酒を初めて飲む方などにも良いかもしれませんね
この機会に是非3種飲み比べなどしてみて下さい
新しい発見や楽しいお酒タイムを過ごして頂けると思います
- 商品価格(税込)
- ¥1,815