特定名称：特別純米　原材料：米・米こうじ

精米歩合：60％　アルコール度数：17度

今年もなんとかコチラが入荷出来ました

諸事情で入荷が遅くなりましてすみません

さて軽くコチラのお酒を解説しておきたいとおもいます

完全に事前予約制による超限定な槽口詰めによるかなり特別な逸品となります

※生原酒です※

ですので二回目の入荷などは来年となりますのでご了承下さい

 

では肝心の酒質を見ていきたいと思います

特筆する点としては甘×旨な味わいを存分に引き出している英君ブランドの中でも別基軸とも思える（またはチャレンジ酒）芳醇型な仕上げになっています

もしかしたら、普段の英君シリーズが好きな方だと違和感があるのかもしれません

ですがそこを敢えて狙ってこの酒質にしてあるのがポイントです

この芳醇な仕上げ方だからこそ誉富士の特性の一つである「甘×旨」をハッキリと輪郭をもって楽しめるようになっています

そんなこともありましてどちらかと言えば味わいは濃い目のほうに分類されますのでそちらの系統がお好きな方に非常にオススメ出来ます

※濃い→クドイではない※

芳醇型といいましても細かくするとかなりのタイプがあるのですがこのお酒に関しては主張し過ぎないのもポイントだと思います

甘味や旨味などがしっかりしていると香りまで強いと妙に重クドイ感じになってしまうパターンが非常に多く簡単に言えば「呑み飽きる」のが早いとも言えます

ですがその点このお酒は香りをしっかりと「控えめ」にして純粋に味わいのほうで勝負しています

香りの系統は全体的にとても爽快感のあるハーバル系と青い果実（熟してないメロンや青りんごなどなど）を感じやすいのではないでしょうか

スッと涼やかな香りがしたかと思うとジュワっとした素直な美味しさが拡がるイメージです

※ジューシーとはまた違う拡がり方をします※

もしかしたら詰めたてであれば若干のガス感なども残ってたかもしれませんが2021年2月7日現在残っている感じはほぼないですね

ただガスが前提で作り上げられていると抜けた時の残念感が非常に強いのでそのような作りでは無かったことに感謝と安堵をしております

全体的な味わいの方としてはお酒単体で楽しむ方が良いのかなと思います

それくらいハッキリとした味わいのあるお酒ですので

何かしらと合わせるのであれば甘味などあるものと親和性が高かったりしますので

新鮮なフルーツですとか甘さ控えめなスイーツ系統やドライフルーツなどなどもとてもおもしろいです

フルーツソースを使った料理などでも楽しいかもしれません

英君シリーズでは殆ど海鮮類や甲殻類などをオススメしてきましたが上記の様に系統が違うタイプに仕上がっているのがちょっとだけ分かってもらえたら嬉しいです

まだ書きたいことがあるのですがちょっと長くなりすぎましたのでこのあたりで

 

涼やかさのある芳醇系が好みの方にはベストマッチすると思いますので是非お試し下さい

四合瓶は\1500

商品価格（税込）

¥3,300