秀鳳純米大吟醸生原酒赤磐雄町 720ml

特定名称：純米大吟醸　原材料：米・米こうじ

精米歩合：40％　アルコール度数：17度

2022年2月8日入荷しました！

最近もしかしたら「赤磐雄町」が増えたんでしょうか？(笑)

ブランド酒米故にそこそこ高い酒米なのですが

雄町自体も高いイメージありましたが多少下がったんですかねぇ

純米大吟醸の生原酒かつ40％磨きでこの値段はちょっと信じられません

さて中身を見ていきたいと思います

香り

雄町らしさというよりは秀鳳らしさのある色濃さを表現したフルーティー系統になります

南国系統が多かったりもしますが純米大吟醸なのもありまして

全体的に上品に香ってきます

適度な主張を持ちながら凛としたメリハリを表現されています

よーーく探すと雄町っぽさのある濃さを伴った米感がいたりもしますが

この系統の香りが好きな方じゃないとあまり気づかないのかもしれません

純米大吟醸かつ生原酒ならではの濃さを楽しめるタイプです

味わい

もう少しだけ「雄町」感が来るかと思いましたが

秀鳳ブランドにしては少し控えめです

他のブランドなどと比較すると力強くはありますがお酒としての主張の方が来ます

赤磐雄町らしい輪郭がちょっと見えなかったので少し悩みましたが

秀鳳✕雄町としての美味しさを楽しむにはかなり最適なのではないかと思います

秀鳳ブランドの特徴でもありますが味わいの余韻としてはやや長めにありますので

すっきり型芳醇系なブランドと比較すると重厚感を感じやすいかと思います

先日入荷した「特別純米中汲み雄町」と比するとやっぱり全ての要素がクリアになっており更に上品に仕上がっています

この純米大吟醸でしか成し得ない綺麗さもポイントの一つだと思います

総括

最近の秀鳳ブランドはもしかしたらですが雄町系統の方が良いのかも知れませんね

美山錦も良いのですが日本酒担当：稲吉のイメージとしては

芳醇型の蔵元さんには力強さを表現出来る酒米の方が馴染みやすい気がしています

諸条件が異なるのでなんとも言いづらかったりしますが(笑)

初めて秀鳳ブランドの作品を嗜む方にも非常にオススメ出来る逸品です

作品によってそこそこ味わいが変わるブランドさんなのでどれがマストなのかは言いづらいんですが

今作に関しましてはそこも含めてオススメ出来る作品です

純米大吟醸かつ生原酒ならではの上品な色濃さを楽しめます

純米大吟醸だと物足りないという方は是非上記した特別純米の方をお試し下さい

あんまり濃い濃いばっかり書いてると重いのかなーとかクドいかもしれないナドナド

マイナスイメージ付きやすいんですがそのような事はありませんのでご安心を

例えばですがとってもライトなお酒を好まれる方にはオススメしませんし

超辛口系統がお好きな方にも全くオススメしません

なんでも適度が大切だなと思っています