秀鳳 純米吟醸 八反 ひやおろし 720ml
特定名称:純米吟醸 原材料:米・米こうじ
精米歩合:50% アルコール度数:16度
2021年9月28日入荷しました!
一升瓶は¥3,190(税込)です
今月中に入荷はやめようかと思っていたのですが急遽の入荷です(笑)
さて先日までは2018年モノ(美味かったですねぇ)が並んでいたわけですが今年の熟成品として
今作が面白いかと思いましてコチラを入荷させてみた次第です
日本酒担当:稲吉としての個人見解にはなりますが八反という酒米はある程度の熟を経た方が楽しいと感じております
西側の作品で見かける事が多い酒米なのですが何れも熟したら美味そうなモノばかりなんですよね
西側の作品は確かに濃醇系が多いのもあるのですが熟する事が出来る作品も多いとも言えます
そんな中で様々な作品を今まで試してきたわけですが
確かに新酒の状態で美味しいと思う作品もありましたがどっちかを取るならば間違いなく熟の方を選びます
非常に適度な旨味と言いますか出すぎず控えすぎずな柔らかい味が表現されるのですよねぇ
あそうだ「八反錦」ではありませんのでご注意を
ちょっと話が逸れましたがそんなこんなで八反のひやおろしとして出荷されたコチラ
2021年9月28日実験スタートさせました
2018程ではありませんが熟れた香りがふわりと漂います
今の所では穀物香よりはグレープ感のある優しくも密度のある秀鳳らしい感じのフルーツ感がメインです
非常に良さそうです!(笑)
試飲は後日になってしまいますのでその時に追記いたします
本来でしたら常温の棚に展開させたかったのですがどうしても懸念事項が拭えなく仕方なく冷蔵庫に入れてあります
ご了承下さい
2021年9月30日試飲出来ました
香りの方にも数日で変化はありましたが
どちらかと言えば秀鳳らしさのある甘がふんわりと出た感じになります
妙な香りなどは出ておりませんので一安心
味わいとしては2018のあとだったのもありやっぱり若さを感じるライトな仕上がりとも言えますが
だからこそサラリと飲むのに適しているとも言えます(笑)
若干気になったポイントもありまして酸がチリチリしている感覚はありました
もしも酸に敏感な人だと気になるor美味いかのどちらかになりやすいかと思います
八反で酸を感じやすい事があんまり無いものでして
全体のバランスとしては柔らかく纏り感のある滑らかな仕上がりです
八反らしさという部分がしっかりと表現されているわけでは無いので特徴としては秀鳳らしさのほうが発揮されている作品になっています
また色々と試してみた結果冷めたくして飲んでもらっても常温程度で飲んでもらっても美味しと思ってもらえる味わいバランスを取っていたことでしょうか
秀鳳ブランドの作品ですと当店扱い品が生が多いのもあるのですが冷やして飲むのが前提のモノが多いんですね
理由は様々ありますがそこは割愛
で
今作としてはひやおろしだからというよりは八反だから常温などでも美味しく楽しめるのかなと考えています
これも多少寝かし込んでもうちょっと味を引き出してから販売したいな等とも思える作品でして
将来性が高そうな逸品ですが今の所自前では熟させる予定はありません(汗)
秀鳳ブランドが初めての方にもだいぶオススメでして香りも解りやすく愉しみやすい濃醇方面なフルーティー感がふんわりと薫るタイプです
この系統の香りがぶわっと香るタイプだとちょっとオススメしづらいんです(人によっては臭いと感じる)
また飲み飽きにも繋がりやすいポイントなので入荷させる作品の選別時に必ず注意しております
飲みやすさもありまして上記しましたが若いのと酸が効いているからという点に尽きます
旨味が広がる前に酸が効いてそのままキレる感じですね
このあたりは好みが分かれるところでしてもう少し旨味が欲しい方も多いかも知れませんね
だと熟させるしかなかったりするんですが悩ましい部分です…(笑)
数日の実験で常温でも大丈夫そうではあるのですがどうしても踏み切れないので冷蔵庫に入れてます
気になる方はお尋ね下さい(稲吉まで)
あとはお酒共通事項な開栓後は速やかに飲み切るくらいでしょうか
もし常温保存するのであれば購入後も出来るだけ早めに飲みきって下さい
- 商品価格(税込)
- ¥1,595