特定名称：純米吟醸　原材料：米・米こうじ

精米歩合：55％　アルコール度数：16度

2021年7月12日入荷しました！

満寿泉ブランドのたぶん新商品だと思います(笑)

一寸満寿泉シリーズに近年かなり様々なお酒が発売されてまして追いつかない状態でして(汗)

どこぞにも明記したのですがあんまりにも限定品やらが増えすぎてしまうと魅力が損なわれる感があって日本酒担当：稲吉的にはあんまり好きではないのですよね(笑)

でも中身が良さそうでしたので取ってみました

数量少なめな入荷の為試飲を迷っている所です

2021年7月30日追記しました

 

以下は紹介文より転載です

マイナス5度の冷蔵庫で半年間の貯蔵熟成をさせた生酒です

新酒の荒々しさを残しつつも熟成により角が取れ米のふくよかな旨味やさしい甘味を味わう事が出来ます

引き締まったやや辛口なお酒に仕上がっています

とのことでした！

 

簡単に満寿泉ブランドについて解説をば

全体的な酒質としては張りのある透明感がメインのスッキリ型です

香りの系統はふくよか＆フルーティーが多いかなといったところです(控えめ)

一言で纏めると「締まりのある酒」と言えます

出来たて新酒とかになりますとその具合がより一層強調された感になります

ですが常に香りは強くなく本当に見事なまでに「適度」です

とんでもなく素晴らしいですよねぇ

香りを立たせない立たせすぎない作品大好きです(笑)

昔から富山の数ある蔵元さんの中でも名前が知られているブランドではありますがコチラだとまだまだ知られていない感が強いですね

富山と言えば得も言われぬ程の美味しい海産物が有るかと思いますがいずれにも馴染みやすい酒質であることは間違いありません

それくらいまでに優れた酒質を誇っておりまず間違いのない味わいを醸し続けているブランドの一つでもあります

 

2021年7月30日試飲出来ましたので追記！

殆ど前述の通りでした(笑)

特筆すべき点としてはやっぱり張りのある瑞々しさと香りの控え具合などでしょうか

山田錦を使っていてもここまで山田錦らしさを控えめにかつ満寿泉感を表現されている事にめちゃくちゃ驚きました

酵母とかの兼ね合いなどもあるのでしょうがどうなやったらこんなに素晴らしい作品表現が出来るんでしょう(笑)

これでも半年の熟を経た美酒なのですが開栓時のフレッシュ感溢れる風味はビックリです

もうちょっと大人しめかなーと思っていましたが良い意味でのフレッシュ感が漂います

たしかに新酒一発目！みたいなあんなフレッシュさではないのですが明確にフレッシュがそこには居ました(笑)

また張り具合ですがここはもう満寿泉共通といいますかお得意のといいますか

この表現具合をめっちゃ気に入って以来ずっと取り扱わせて貰っています

他の蔵元さんの作品にも稀にあったりするんですがどう表現すると伝わるでしょうか…

弾力のある膜みたいなもので瑞々しい美味しさが包まれている感じに近いのですが全く伝わらないかなぁ(汗)

一切硬さとかなく含んだ瞬間に弾けるみたいなイメージでもあります

発泡があるわけじゃないのに(笑)

満寿泉シリーズにはほぼ全てにこの感覚が表現されています

人によってはですがもしかしたら含んだ時だけそれが硬さに感じるかもしれませんね

そんな酒質表現ではありますが今作に関しては全体的に辛口方面な仕上がりでした

所謂こざっぱりした後味的なやつです(辛く感じる方は多いかも)

旨味や山田っぽさの主張もあるんですけど一切出過ぎている部分が無いんですよねぇ

通年品の満寿泉純米からするとフレッシュ感が強く香りや味も表現されています

 

オススメな方はどの辺りになるかだいぶ悩みましたがどちらかといえば上質な生酒を求めている方向けでしょうか

しっかりとした酒質なので万人向けに近いものでもあるのですがその辺りがちょっと悩ましいです

ぶれない旨味が芯をなし温度変化にも実に綺麗に対応してくれます

生での熟成でこれだけ綺麗な表現がされている事に感銘を受けます

満寿泉ブランドが好きな方には超オススメ

更に生熟で美味いお酒をお求めの方にも超オススメ(笑)

そんなところです

 

また長くなっちゃった(笑)

商品価格（税込）

¥2,200