清泉 亀の王 純米吟醸 生貯蔵 720ml
特定名称:純米吟醸 原材料:米・米こうじ
精米歩合:55%(麹:山田錦(麹蓋使用)・掛米:亀の尾)
アルコール度数:15度
一升瓶は¥3,124(税込)です
2021年6月8日入荷しました!
一部の方お待たせしました
今年もコチラ無事に入荷することが出来ました
若干諸事情で入荷数量減りましたが其の辺りはご容赦を(汗)
毎度のことながら非常に優れた酒質を誇る銘酒「清泉」さんのこの時期に一回だけ出荷される限定酒です
ポイントはかなりわかりにくい「生貯蔵」ということでしょう
※下記解説はめんどくさかったら読み飛ばして下さい※
「生貯蔵」とはなんぞや?というのを簡単に記しておきます
日本酒は本来2回火入(ひいれ)という作業をします
雑菌処理などが主な理由ですが火を入れることでお酒自体の保存性や安定性を向上させます
他にも火入れには色々と書きたい事があるのですが長過ぎるので今回は割愛(汗)
で生貯蔵ですね
その字のごとく醸されたお酒を生の状態で貯蔵しておきまして出荷時に火入処理をしてから出荷となります
一回火入ですね
極簡単に説明するとこんな感じなのですがなんとなく伝わりましたでしょうか
貯蔵方法や火入方法などでも様々なやり方が蔵元さんによってありますのであくまでも教科書的な説明になってしまいます
※解説ここまでです※
なんといいますか生詰や生貯蔵やら小難しい単語を解説していて思うのですが
こういうのが日本酒の「よくわからない」を助長させている感はあるのですよねぇ
ですので今回単語の解説をせずにいこうかと思ったのですがお酒の解説をする上で外せなかったのでやむを得ず(汗)
ですがなになにをこうやってこういう作業をしたお酒ですという表記でもありますので良い点は多いのですよね
情報開示もやり過ぎると混乱の元であるのは確かですし
おっとまた話が逸れました(汗)
肝心の中身なのですが試飲はだいぶ後もしくは出来なさそうです
ご了承の程を
昨年までの感じですと
かなり控えめな香り方をする所謂味吟(あじぎん)タイプです
若干ふくよかさなどもありますがほんとに無駄に香らないタイプです
ふくよかさなどはどこか懐かしさも含めて日本人にとっては馴染み深い米っぽさなどですのでかなり親しみやすく万人受けタイプなのですがこれも「有り過ぎる」と結構キツイのです(笑)
香らない美味しさを表現していると思って下さい
味わいの方はそれを主張するかの如く丸みのある柔らかい旨味がかなりサッパリ目に効いています
全体を通して張りがありながらも舌触りなども柔らかい(硬すぎない)のが特徴ですね
奥の方から旨味が主張してくるかのようなタイプですね
一切濃すぎるなどの事はなくあくまでも控えめに
でも主張はある
そんなイメージです
まだまだ書きたいことはあるのですが長いのでここらへんで(汗)
今作も大きな酒質変更はされていないとは思いますので
清泉ブランドならではの柔らかい旨味の表現をお楽しみ下さい
- 商品価格(税込)
- ¥1,563