特定名称：特別純米　原材料：米・米こうじ

精米歩合：60％　アルコール度数：16度

一升瓶は￥3,300(税込)です

2021年7月16日入荷しました！

ちょっと報告が御座います

来季以降「越の雫」が確保出来なくなってしまった為今作にて一時的にですが終売となります

生産者生産数量共に少なくどうしようもなかったそうです

かなり残念な事ではありますが今後手に入るようになった際にはまた醸す予定は有るとのこと

 

スタートから悲しいお知らせでは御座いましたが

中身を見ていきたいと思います

ご期待下さい！

 

もう暫く実験をしてからレヴューしようかと思いましたがそれは追記をいずれしておこうかと思います

さて皆様お待ちかね(？)な瓶燗火入です

生原酒として出てきた作品と比較してみますとめっちゃ凄い火入表現だと感じています

全体的には落ち着いた香味バランスに仕上がっていますが僅かながらも感じるガスっぽさも残っていました

シュワッとしてるわけではなく極微量ながら舌先などにチリチリとする感じですね

生原酒程全体が締まっている様な感じは無くなっており非常に優しさといいますか丸みを帯びました

しかしながらフレッシュ感なども残っており瓶燗火入の丁寧さやその技術力の高さが伺いしれます

(あくまでも指針の一つとして)

越の雫という酒米は非常に面白い特性といいますか個性の出る酒米で日本酒担当：稲吉も好んでいる酒米の一つですが

今日現在(7/16)で試飲してみましてもやっぱりその「個性」が特徴的です

なんと表現していいのか難しいのですが柔らかくも丸みのある独特の旨味の塊が表現されます

兵庫北錦と美山錦の掛け合わせではあるのですがその辺りの特徴が色濃く出ている感じというよりは

「越の雫」ならではの味が出ているといった方がわかりやすいのではないかと思います

当店にてコチラの作品を好んでいただいている方達には伝わるかもしれないのですがなかなかこのオリジナリティ溢れる味を文章として伝えきれないのが悔しいです

個性のある味と明記すると「クセ」があると誤解されそうですがクセではないのです

唯一無二でありそれをクセと称してしまうと他の全てのモノまでもクセとなってしまいますので

こういうのってどうやって表現したらいいんでしょうかねぇ(笑)

 

さて香り系統ですがメロン系統の涼やかさに若干ミルキーな甘い部分が出ていました

人によっては完熟マスクメロンかもしれませんね(笑)

香りは主張しすぎずなのは相変わらずですがその香りの質の良さから飲み手をとても魅了してくれます

望ブランドの特徴の一つとして香りの質の良さもあるのですよね

極簡単に言うと「嫌い」という人がかなり少ないであろうという香りバランスですね

そしてその香りは心地よさを感じながらも重くどくならずにもう一口へと誘います

 

味わいの方ではその香りからくる爽やか感も手伝うのですが越の雫ならではの旨味の塊を味わえます

なんといいますか食べるようなイメージに近いくらいしっかりとした輪郭の有る味わいなのです

濃いわけではないのですが物足りなさ等は皆無

色々な部分がとても適度なのですよねぇ

生原酒の時にはもうちょっと彩りといいますかしっかりとしたコントラストの部分もありましたが

丁寧な瓶燗火入をされた事による落ち着き具合とかが表現されています

 

何れは生原酒Verと瓶燗火入Verの飲み比べとかも販売したいところではありますが即蔵元完売なんで無理なんですよねぇ(笑)

今作も入ってくる前に既に蔵元完売しております(笑)

 

個人的な意見ですが望ブランドは栃木だけではなく日本が世界に誇れるお酒の一つだと思っています

是非一度お試しの程宜しくお願いします

商品価格（税込）

¥1,760