成龍 -然- 720ml
特定名称:特別純米 原材料:米・米こうじ
精米歩合:60% アルコール度数:17.5度
瓶燗火入(1回)の原酒です
愛媛県西条市産「松山三井」(まつやまみい)100%使用(蔵元から車で5分の場所とのこと)
伊予賀儀屋を醸される成龍酒造さんの新ブランドになります
ここ1年くらいの中でもダントツで感動を覚えたお酒がコチラ
仕事柄多種多様な日本酒に触れますが色々な事に慣れすぎてしまっている部分があります(ちょっとやそっとでは感動しなくなっている様な悲しい部分が…)
ですがコレは凄かった…
頭の中に様々な表現や言いたいこと等があるのですが上手く明記出来ません
とりあえずメモの様に記しておこうかとおもいます
・無農薬無肥料の自然栽培米であること
何が凄いって「無肥料」な所です
世の中に無農薬米や有機栽培米はだいぶ増えてきておりまして以前から様々な蔵元から作品が誕生しているのですがかなりの種類を試してきましたがいずれも反応出来るものが無く当店では仕入れてきませんでした
最初無農薬無肥料も同じ様な分類なのだろうと思っておりましたところ試飲サンプルを開けた瞬間から「違う!」と解りました
それほどに頭の中で衝撃感が走りました
今の所まだまだアラ探しをしている最中ですので何か新しい発見がありましたらコチラに追記しようと思います
・味わいのふくよかさと奥深さ・またそれに伴う香りの表現
コチラに関してはまだ試飲の途中なので申し訳ないですが
インパクトとはまるで違う確固たる存在感があります
開けた瞬間にミルキーな(本当にミルクの様な香り)があったのが面白かったです
乳酸系の香りとはまた違ったのですがとても心地よい香りです
全体的な香りの方向性はまだ捉えきれてませんが冷やしてもその存在感がありまして香りを愉しむだけでもだいぶ面白いお酒です
2020年10月11日僅かにトーストされたような芳ばしい感じの香りも出てきました
今までのお酒とは別基軸の「旨味」がまるっと塊でいるかのようなしっかりとした美味しさがあります
原酒だからなのかとも思いますがそれだけでは成し得ないこの酒米だからこその味なのだと考えています
・冷やした方が良いのか常温の方が良いのか
非常に悩ましいところで実験中です
2020年10月13日現在では当店冷蔵庫管理にしてありますが初日よりも酒質がだいぶ締まってきているのがわかります
確かに冷蔵管理の方がメリットは多かったりするのですが反面デメリットがあるのもまた事実
悩ましくも楽しい時間です
あと今後気になるのは日保ちと熟成出来るのかと言う所ですが蔵のポリシーとして「熟成向上」を昔から掲げ続けている蔵元さんだからこそ期待感がなおさら高まってきています
出来るだけ今後も入荷させますので長い目でご愛飲頂けたらと思います
※無肥料米の生産量が如何程か不明なので即時完売してたらご容赦下さい※
2020年10月13日現在コレを公開する前に品切れしそうですが追加発注にて一升瓶なども注文してあります
蔵元に在庫があれば木曜日頃には届くかと思います
- 商品価格(税込)
- ¥1,650