御日待家 吟醸 生 720ml

特定名称:吟醸 原材料:米・米こうじ・醸造アルコール

精米歩合:55% アルコール度数:18-19度

2023年2月19日入荷しました!

 

名前だけで開運ブランドのお酒だとわかる方が非常に少ないコチラ

「おひまちや」と読みます

単語の意味自体はググって下さい(笑)

 

はてさて

どんなお酒かといいますと「ふくひかり」(福光)という飯米を使用した逸品です

今作におきましては59%が福光で41%が山田錦とのこと

蔵元さんからの説明によればイノシシ被害で福光がかなり駄目になったらしく一部に静岡県産コシヒカリを使用とのことでした

 

前置きはこれくらいで

 

香り

さすが吟醸蔵として名を馳せているだけありまして非常に品が良い香り方をします

開運だとやっぱり涼やかな吟醸香がするのかなと思いきや…

とっても「米感のある香り」ですね

ふくよかさもありこれぞまさに米の酒といった感じです

吟醸なのでアル添なのですが人によってはその時点で敬遠されるかもしれません…が

無駄なアルコール臭などは一切しませんでした

このあたりも本当に見事としかいいようがありません

この技術もそこにあるふくよかな香りをより一層綺麗に香らせる為にとも言えます

がっつり冷やしこんだ時に少し涼やかな香りがありますが開運ブランドの特徴ですので

そのあたりも含めてお楽しみ頂けたらと思います

 

味わい

米の旨味といいますかそのまんま米といいますか

そんなふくよかな味わいがズドンと中心にでっかく居ます(笑)

これは飯米ならではの表現と言いますか酒米では出しにくい味だと思っています

更に素晴らしいのが「純米ではない」という点です

純米のほうが良いんじゃないのとかよく言われますが全くそうではありません

アル添技術によって美味しさを磨き込まれた今作

純米の重さ粗さなどの余計な部分とも言える部分が皆無と言えます

繊細に作り込まれた非常に綺麗な酒質を醸し出していますので

純米じゃないとちょっとなーとか思われている方こそ是非お試しを

 

総括

うーむ…

素晴らしくよく出来ているお酒です

久方ぶりに唸りましたね(笑)

もう少し軽快でサラリとしている開運ブランドの特徴を出してくるかと思いましたが

なんともしっかりとした力強い味です

ですが重くないんですよねぇ

アルコール度数も高く19度近くありますが感じさせませんねぇ

尖ってないのは勿論19度という高さにあっても無駄な重厚感が無いんですよねぇ

凄まじいアル添技術だと思っています

アル添だけの素晴らしさではないのですが細々説明するとかなり長くなるので…(汗)

 

アル添が苦手という方には是非試してほしいのと

米がお酒になるとこんな感じじゃないかなと思っている日本酒を飲まれない方にもオススメです

生酒なので冷蔵保管必須ではありますが

飲まれる際には常温くらいのほうがより米っぽさを楽しめますのでお試し下さい

(器に注いだあとに15分くらい放置で大雑把にですが常温くらいになります)

 

今回はお試しなのもあり

一升瓶の入荷をさせておりませんでしたが

好評な様でしたらちょいと検討してみたいと思います

昨今一升瓶需要かなり少ないんですよねぇ(汗)

商品価格(税込)
¥1,650