姿艶すがた純米吟醸原酒 720ml

特定名称：純米吟醸　原材料：米・米こうじ

精米歩合：55％　アルコール度数：17.3度

2021年9月4日入荷しました！

一升瓶は￥3,135(税込)です

今年は無事入荷となりました！(笑)

といいますのも…

昨年の作品は当店の基準に満たない部分がありまして入荷をさせなかったんですよね

蔵元さんには申し訳なかったですが飲まれた方に残念感と誤解を植え付けてしまう可能性がありました

ですのでどーーーーしても入荷させられなかったんです(汗)

一つ大きな変更点としまして今作より酒米が「彗星」→「吟風」に変更されておりました

どちらも北海道が誇る酒米でココ数年でググッと評価があがりまくってきている状態です

日本酒担当：稲吉も非常に期待値の高い酒米と考えており一寸前くらいからかなり注目している酒米の一つに挙げられます

昨年は艶すがたを入荷せずだったので細かい比較などは難しいのですが姿ブランドにおける彗星→吟風を見ていきたいと思います

極簡単に纏めますと

彗星→主張がしっかりしている酒米

吟風→控えめ(透明感？のような)ではあるが存在感がしっかりある酒米

このようなイメージです

共通点もありましてほんのりとふくよかな米味と特有の穀物感でしょうか

それを中心に上記の個性が彩りをといった感じです

では実際にどのような酒質に変わったのか

今作ではその特徴的でもあった彗星由来の独特な色濃い旨味的なものが減りました

そして吟風にしたことによって後味に近い部分にしっかりと吟風が居るのですがあまり主張はしてきません

主張はしてこないのですがしっかりと存在はしている

そんな具合に仕上がっています

姿ブランドが好きな方には申し分ないどころかかなりオススメな仕上がりです！

※姿ブランドを飲んだことがない方にもオススメです(ブランドの中でもあっさり目よりな為)※

艷らしい焦げっぽい香り(砂糖を煮詰めたときのような)もしっかり出てます

あーでも焼いた餅の香ばしさの方が表現としては近いかなぁ(汗)

全体を通してみてみると吟風に変わったことで全体が少しあっさり目に変わっているのがポイントでして彗星の時にはやっぱり色濃さが出てたんだなぁとより一層気付かされました

軽快と濃厚の中間点みたいな位置づけにおりましてかなり面白いです(笑)

彗星ですと自前で熟をかけたときに特有の濃厚な旨味を出してきてはいたのですが吟風ではどうなるかまだ実験中です(かなり気になるので年末くらいまでやる予定)

他の作品で実験はしていましたがそこまで大きな変化を魅せてくれた事は無かったと記憶してます

他には燗酒が非常に気になっているのですが一寸時間が無くて試せていません(汗)

彗星の時には非常に素晴らしい燗上がりを魅せてくれていました

当時試したことが無く芳醇型を燗にするのに若干抵抗もあったのですが

いざ実際にやってみますとガラリとイメージが覆るほどに美味しい燗酒になってくれました

吟風でも大丈夫そうな感触はあるのですが実体験してからでないとオススメとは言えず…

チャレンジできましたら追記しておこうかと思います

食べ合わせ等にはちょいと面白いのが栗とかだったりします

天津甘栗でも良いかと

どなたかモンブランで試せたら試してみて下さい(笑)

ですが殆どの秋の味覚にはオススメ出来ます

きのこ類などもとっても楽しいですよ(笑)