奥播磨 なななみ 純米大吟醸 活性にごり 720ml
特定名称:純米大吟醸 原材料:米・米こうじ
精米歩合:50% アルコール度数:15度
2021年8月7日入荷しました
新商品になります!
奥播磨ブランドによる活性にごりタイプです
簡単に言うところのスパークリングに近い仕上がりですが今の所は微発泡くらいで留まっています
もう少し熟が進むと出るかもしれませんね
※それでも開栓は超注意してください※
※横倒しは超厳禁です・漏れます※
今作のこだわりポイントとしましては徹底的に「飲みやすさ」という部分に帰結しております
奥播磨の活性にごりとしての飲みやすさとは何か
・アルコール度数を15度に抑えた(低アルコールではない)
・純米大吟醸規格で有ること
だと日本酒担当:稲吉は思っています
元来奥播磨ブランドには原酒または原酒相当なアルコール度数17度~19度くらいまでが多く存在しています
味わいにもキッチリとインパクトが表現され所謂飲みごたえに直結する美味しさが表現出来ると思います
しかしながら高アルコールというのは多数の人には「飲みにくい」部分でもあると言えます
日本酒の平均値としてアルコール度数はおよそ14-15度くらいなのですがそれにもちゃんと理由がありまして
万人向けといいますか飲みやすさの一つの基軸として昔からこの値が目安になっています(もしかしたら規格あるのかも?)
そんなこんなで今作もアルコール度数を15度にしっかりと造り込んであります
これによって従来の奥播磨の生原酒などでは表現出来なかった真逆とも言える「飲みやすさ」が明確になりました
そして純米大吟醸という仕込み方による味わいの明確な上品さもコレに繋がっています
純米や純米吟醸などでも作品は造れたと思いますが何故純米大吟醸なのか
それもやはり「飲みやすさ」の為だと言えます
純米大吟醸ですと他の規格では表現しえない(出来るかもしれませんが非常に困難)とても綺麗でスムーズな呑口が表現出来ます
軽いとは一寸違うイメージではありますが全体的に透明感(余計なものが無いイメージ)も表現され
純粋な「美味しさ」が感じ取りやすい製法だとも言えます
他にも「飲みやすさ」へのポイントは有ると思いますが先ずはその2点で
さてココからが肝心の味わい方面です
香りは奥播磨シリーズの生原酒などで共通タイプのアンデスメロン系や青っぽさのある涼しげな甘いが表現されている香りになります
開栓時にブワッと広がるタイプではなくお酒の奥底から滲み出てくるような香り方になります
もうこの時点で「めっちゃ美味い」が確定ではあるのですが気になるのは発泡感などではないでしょうか
味の前にそのガスがどれくらい有るかについてです
現時点(2021年8月8日)で微発泡くらいに留まっています(含みで少しチリチリっとする感じ)
最初にも書きましたがもう少しじっくりと発酵が進むことによってガスが充満するとは思いますが
あまり強烈にはならない感じがしています
※ですが吹き出す恐れは確実にありますので開栓時は要注意でお願いします※
さて味わいのほうです
非常に呑口の軽やかなタイプに仕上がっています
奥播磨シリーズで最も軽い感じな気がします
ですが奥播磨らしさは全く損なわれておらず見事に奥播磨でした(笑)
微発泡なチリチリ感や純米大吟醸由来のクリア感などが非常によく効いておりまさに「飲みやすい」がとても上質に表現されていると感じました
このクラスまでくると苦手な人は殆ど居なくなるのではないでしょうか
メインターゲットとしては普段飲まない方や若い人向けらしいのですがこれは一回試して欲しい仕上がりですねぇ
適度な甘味もキッチリと表現されており香りの系統も相まってめっちゃ美味しいメロンのような味わいとガスっぽさが効いているお酒みたいなイメージです(笑)
あんまりにも飲みやすかったので危うく四合瓶がその日のうちに空になりそうでした(汗)
奥播磨の中でも「飲みやすさ」では間違いなくダントツです
また他の蔵元さんの作品などと比較しても明確に「飲みやすい」日本酒である事に間違いはありません
ホント解りやすい「美味しい」って重要だと考えています
唯でさえ未だに日本酒に対するイメージの悪さは尾ひれがついており様々な処で敬遠されている場面に遭遇します
ですが今作のようなタイプが日本酒に対して良くないイメージのある方に嗜んでもらえると物凄く影響力がありそうな予感です(笑)
が入荷本数少ないんですよねぇ…(12本のみ)
うーん…
といって日持ちさせる為のような作り方でもないのでたくさん入荷させるわけにもいかずで…
出来る限り日本酒をこれから嗜みたい方や日本酒が苦手な方にこそ是非楽しんで貰いたい逸品です
素直な美味しい「飲みやすさ」の一つの指針として知って頂けたら幸いです
- 商品価格(税込)
- ¥2,001