久保田 千寿 吟醸 生原酒 1800ml

特定名称:吟醸 原材料:米・米こうじ・醸造アルコール

精米歩合:麹50%-掛55% アルコール度数:19度

720ml\1,540(税込)(2021年2月13日、あっという間に完売しました、御免なさい)

一升瓶まだまだありますので宜しくお願いします

※だいぶ無くなってきました残13本のみ※2021年3月9日

 

今年もコチラが入荷しております

相変わらず凄い技術してますねぇ久保田ブランドは

何が凄いかと言いますと「変わらない美味しさ」です

こう明記すると反論が多そうですが 「変わらない美味しさ=変化しつづける」 と日本酒担当:稲吉は定義しておきたいと思います

いつものあの美味しさがあることは常日頃からの弛まぬ努力の賜物で有ることは疑う余地がありません

いつもの美味しい!を表現するために生産者は変わり続けています

その年によって全ての要素が変わっているのは言うまでもなくだとおもいます

様々な方達から現場の情報などを頂きますが蔵元の変わり続ける努力は凄まじいものがあります

そこから普段の美味しさに繋げられるようなチャレンジ酒が生まれたり革新的な技術ですとか設備投資などなどにも伝播するかとおもいます

私共酒屋としましてはその「弛まぬ努力」のお陰で皆様に素敵なお酒達(作品)をお届け出来ています

この場を借りましてますよし酒店に関わってくださる全ての方に謝意を表したいです

毎日毎日有難う御座います

 

さてまた前置きが長くなってしまいました

(いずれこのような前置きなどは別ページにでも纏めた方がいいのかと思案しております)

 

2021年の久保田生原酒の特徴としましては

香りが若干ですが良い意味で原酒っぽさが柔らかい部分と原酒感(19度)が強くない所だと思っています

どちらかというと過去作ではハッキリとした主張が強めに感じる仕上がりでした

これは勿論原酒であることに由来をしていますが今作では全体的に「千寿」である感が非常に強いです

原酒なのに全てが出すぎていないとも言えます

派手な仕上がりにするのはわかりやすくて良いのかもしれませんがそうなるとどうしても呑み飽きてしまったりしやすい部分があります

香り方がまた面白く軽く香りをとるだけだと殆ど千寿に思えます(強すぎないという事)

しっかりと香りを利くと生原酒感のあるフレッシュ感や千寿には無いアルコール感などなども感じます

フルーティーとは無縁の超柔らかい米っぽさのあるふくよかな香りです

久保田シリーズ共通でこの香りが強くないのは非常に嬉しいですね

本当に様々なモノと合わせやすいのは素晴らしい利点だと思っています

味わい方面では少し濃さが感じられるのは生原酒だからと言ってしまえばいいのですが

その濃さもキツくないのは特筆したい部分です

香りなどもそうですが「濃すぎる」と臭かったりクドかったりマイナス方面に働きやすいですが

この適度な「濃さ」は食中酒としてもお酒単体としても非常に美味しいです

千寿よりもハッキリとした主張はあるので食中酒とした場合だと存在感あるお酒だなと解って貰えるかと思います

料理に負けないという事では無いのですが表現がしきれず…すみません

ですがお酒単体だと凛とした主張を持ったお酒として楽しめます(濃さはあるけど濃すぎない)

今作非常に素敵な仕上がり方してますねぇ

このような仕上がり具合のお酒は探してもなかなか見つかりません

ましてや生原酒で…

久保田というブランドではありますが(賛否両論あるかと思いますが)是非一度ご愛飲して頂きたいです

ただ日本酒のアルコール感に不慣れな方はちょっと注意して欲しいです(19度とかなり高いため)

 

めちゃくちゃ美味い!というよりは気づいたらいつの間にか空っぽになっているお酒

そんなイメージです

商品価格(税込)
¥3,432