特定名称：純米吟醸　原材料：米・米こうじ

精米歩合：55％　アルコール度数：17度

2022年2月3日入荷しました！

一升瓶は￥3,520(税込)です

 

お待たせしました！

今年も無事入荷となりました

12月の五百万石Verと比較して何がどう違うのかなども見たかったのですが

日本酒担当：稲吉の身体が空いておらず五百万石の試飲が出来ませんでした…

申し訳ないです(汗)

ですのでこのお酒単体で中身を見ていきたいと思います

 

香り

今作はお酒を注いだ時に何か気になる香りが一つありました

飲み進めていると気にならなくなっていくのですが

嗅いだことのない香りだったのでだいぶ気になっています

後日変化などありましてなんなのか解りましたら追記しておきます

その気になるモノ以外ですと麒麟山らしい控えめかつ主張がある

ふくよかさを伴った甘を感じる香りでした

少しスッとするような感覚も覚えつつとても良く味の方と馴染んでいました

香りと味のバランスって難しいですよねぇ…

 

味わい

生原酒の作品ですのでいろいろな要素が色濃く出るものだと予想出来るのですが

麒麟山ブランドですとそこまで色濃く表現はされません

どちらかと言えば淡麗側での表現でした

が要素が軽いかと言われるとそうではなくしっかりと主張があります

かなり適度な旨味が効いているタイプの仕上がりですがそこが「濃い」とちょっと重クドかったりしてしまいます(人によるのですが)

麒麟山ブランドの凄いところはこの旨味の効かせ方が一つ有ると思っています

単なる淡麗かつ辛口仕上げなモノですと所謂淡味を味わうみたいな前提が無い限りは

サラサラとしすぎていて物足りないと言われるのが最近の常だったりもします

非常によく出来ている淡麗かつ辛口仕上げですと本当に品のいい旨味を効かせてあります

これがまさに麒麟山ブランドの主張の一つだと考えます

生原酒なので17度と度数は少し高めなので従来の火入酒と比較すると強く出ているのですが

今作では生原酒ならではの「良さ」だと思っていただけると有難いです

淡白系な味わいながらも飲みごたえもあり飲み続けも出来るといった作品です

濃いか濃くないかだけの話で言えば濃い側の部類には入るのではないかと思います

 

総括

だいぶ長くなりそうだったので総括へ…(笑)

今作どうしても一つ香りが気になる部分がありますがすぐ気にならなくなる程度でしたのでオススメ出来る仕上がりではないかと思います

あの香りはなんなんだろうか…勉強不足で誠に申し訳ないです…

アルコール度数はたしかに高くて生原酒を飲み慣れていない方からすると

少しアルコールは強く感じるかもしれません

※スッキリとしたお酒の為※

 

ですが麒麟山や新潟のお酒達が好きな方には非常にオススメ出来る酒質に仕上がっていますので是非お試し下さい

食べ合わせなどの幅もだいぶ広く大凡の話になってしまいますが

苦手なジャンルが少ないと思います

軽い味わいのものからある程度の濃い味わいまで本当にそつなくこなしてくれる感じです

無難とも言えたりはしますがそれの上位互換な感じでしょうか

もう少し寝かせて味わいを引き出してみたかったりもしていますが

何事もやり過ぎると駄目だったりしますのでこのままにしておきます…(笑)

今作は今の新潟系のお酒を綺麗に体現してくれていると感じる事ができる仕上がりですので

生原酒が苦手でなければ是非ご愛飲頂けると嬉しいです

商品価格（税込）

¥1,760